他人の内なる心の言葉を「視」て、その言葉をさまざまなカタチに具現化できる不思議な力を持った青年『葛葉 ツカサ』。ある日の朝、いつものように風紀委員の『鹿乃川 律』に絡まれるが、ふとした拍子にヘッドフォンを外されてしまい、律の心の中にある『タテマエの言葉』から巨大なバケモノを呼び出してしまう…。
記念すべき言ノ葉Project第一弾! 言ノ葉カルマを解き放て!
ムービー ムービー ボーカロイド 小説 前篇 小説 後篇あの事件から数週間。バレンタインデー直前に突然現れた、謎の転校生『三鹿 ナルキ』。律にちょっかい出すだけではなく、何故かツカサにも気易く絡んでくる。「僕はね、葛葉くん」ある放課後、訊いてもいないのにやってきたナルキはツカサに言う。「いたずらが好きなんだ」「お菓子をくれないと、いたずらをするよ」律・餓鬼ちゃん・ツカサ……そしてナルキ。バレンタインデーに始まるスイートな物語。
ムービー 小説 前篇 小説 後篇「ねぇーぇー…ワタシと……遊びましょう?」猫撫で声でツカサに近づき、見るからに派手なメイクをした少女『鈴乃音 舞』。「勘違いするな。俺は、お前に興味はない」そう言ってツカサは一蹴するが、一方で周囲に漂う只ならぬ気配に集中していた。
舞の『タテマエの言葉』によって現れ、一度は姿を消したバケモノは、その姿を大きく変え、ツカサと舞の前に再びその姿を現した…。
ムービー ムービー ボーカロイド 小説 前篇 小説 中篇 小説 後篇ある夏の日。舞のホンネのコトノハ『麝香猫キヌ』はツカサをある場所に呼び出した。
「何があるんだ」ツカサは訊くが、キヌは一向に答える気がない…。
「いやはや。絶景かな、絶景かな。まさしく特等席」薄闇に広がる大輪の花々と、その下で舞が密かに決めた決意、そしてそれを見守るツカサ。
夏の夜は、若者たちの心の距離を少しだけ近づけていく…。
ムービー 小説 前篇 小説 後篇「いい加減にしてよ! 邪魔だと思ってんでしょ!どうせ誰も!お前も!」
平手打ちがツカサの頬に飛ぶ。教室の空気が凍り付き、少女の叫び声が響く。
唯一心を許していた「野良犬のクロ」を失った孤独な少女「狗谷 愛」。
傷ついた心はツカサの力を喚び起こし、巨大な鎖の牢獄を創り出した。
「私を閉じ込めて。もう頑張らないから。もう、どこにも行かないから」
閉ざされた愛の心を開くために、ツカサは鋼鉄の棘を握りしめる…。
ムービー ムービー ボーカロイド 小説 前篇 小説 後篇ボクは犬のクロ。野良犬だ。名前は愛ちゃんがつけてくれた。
「いらっしゃいませご注文は、用がないなら消えて」
愛ちゃんはいつも一人で、お店の裏で、笑顔の練習をしている。
口には出さないよ。でも、寂しいんだと思った。哀しんでると思った。
だからボクは愛ちゃんのために探したんだ。「同じニオイ」のするものを。
「クロ、変な奴を連れてこないで…。…いや気になるとかじゃなくて…」
ムービー ムービー ボーカロイド 小説「……初めまして! お兄ちゃん!ワタシは天才言ノ葉使い!」
シャギーが入ったボブカットにピンク色の髪をした少女は
こぼれんばかりの笑みを浮かべて、ツカサのことを『兄』と呼んだのである。
「妹なんて…いない……はずだ。だって、俺の両親は……」
――オレノリョウシンハ? オレノリョウシンダッテ?
ツカサの出生。そして空とは?2人の言ノ葉使いが舞い踊る痛快活劇第四弾! ―開演―
ムービー ムービー ボーカロイド 小説 前篇 小説 後篇「……初めまして! お兄ちゃん!ワタシは天才言ノ葉使い!」
シャギーが入ったボブカットにピンク色の髪をした少女は
こぼれんばかりの笑みを浮かべて、ツカサのことを『兄』と呼んだのである。
「妹なんて…いない……はずだ。だって、俺の両親は……」
――オレノリョウシンハ? オレノリョウシンダッテ?
ツカサの出生。そして空とは?2人の言ノ葉使いが舞い踊る痛快活劇第四弾! ―開演―
ムービー ムービー ボーカロイド 小説 一 小説 二―あの事件から遡ること二十数年前―
葛葉の家を支配する大奥様の元に生まれた、持たざる者『葛葉保名』。
厳しい幼少期を過ごす彼の心を救ったのは森で出会った一匹の子狐だった…。
「妹なんて…いない……はずだ。だって、俺の両親は……」
持たざる者達が育む、禁断の愛。そして作り出させる一つの愛の形。
蘭の花が咲き乱れる、ツカサの父「保名」と母「芒蘭」のラブストーリー
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